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「2025国際協同組合年記念フォーラムinいしかわ」が開催されました。

2025.11.28

2025年11月10日(月)、石川県漁業協同組合、石川県森林組合連合会、石川県生活協同組合連合会、石川県農業協同組合中央会の共催で、「2025年国際協同組合年記念フォーラムinいしかわ」が開催されました。

この記念フォーラムは石川県内の協同組合を構成する組合員・役職員等が「協同組合」について更に認識を深め、自らの役割や協同組合の可能性について共有するとともに、令和6年1月に発生した「能登半島地震」、同年9月に発生した「奥能登豪雨」を踏まえ、防災に対するリスクや減災に向けた備えなどについて学習し、防災意識を高めることを目的に開催されました。

当日は、JCA(日本協同組合連携機構)比嘉政浩専務による「2025国際協同組合年(IYC2025)の意義と協同組合間連携」についての情勢報告、能登半島地震で現地に派遣されたDMAT(災害派遣医療チーム)の一員として尽力されたJA愛知厚生連江南厚生病院の石黒秀則係長による「DMATの活動と教訓と課題、今後の備え」について報告がありました。
 また、基調講演として元気象庁長官で東北大学大学院特任教授の西出則武氏をお迎えし、「能登半島の地震災害と豪雨災害を振り返る―正しく恐れ、備えるために―」と題してご講演いただきました。講演では日本のこれまでの気候の変化から、近年における気象現象の激化と気象予測について触れられ、「災害先進国である日本では防災リテラシー向上と、正常性バイアスに注意することが激甚化する気象災害から身を守るために重要である」と述べられました。

最後には「協同組合が設立当初から大切にしてきた相互扶助精神など、自らの使命と役割を再認識しつつ、事業活動に取り組んでいくとともに、より良い地域社会の実現に向け、邁進していく」とする決議を採択しました。

【お問い合わせ先】
JA石川県中央会 総務部
TEL:076-240-5210

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