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米づくり体験農園 小学校5年生が田植え体験を行いました。
2025.06.03
5月15日、白山市立旭丘小学校において、5年生が田植え体験を行いました。
この取り組みは、JAグループ石川が実施主体となり、日本人の主食であるお米についての作業体験を通じて、食料・農業に対する理解を深めることや勤労の尊さを実感することを目的とし、毎年実施されているものです。今年度は県内111校の小学校で取り組みが行われています。
旭丘小学校では、毎年5月に田植え体験、9月には手作業でお米を収穫する体験を通して、農業の工夫や大変さを学んでいます。また、収穫したお米を自分たちで炊き、白山市の特産物と一緒に味わう活動も予定しています。
5年生53名は、学校のすぐそばにあるどろんこ農園に「コシヒカリ」の苗を植えました。旭丘小学校OBの米田さんから苗の持ち方や植え方を教わって、いざチャレンジ。
田んぼに基準となる線を引く「枠回し」から始めて、泥に足を取られたり、しりもちをついたりしながらも楽しんで作業をしていました。一人一列を担当し、責任を持って自分の列に丁寧に苗を植えていました。はじめは苗を植える深さが一定でなく、倒れている苗もありましたが、みんなで協力して整えることができました。初めて田んぼに入る児童も多く、泥に足が埋まる感覚に歓声が上がっていました。
田植えが終わった後、児童から「普段当たり前に食べているお米には、たくさんの努力や工夫が詰まっているので、これからのお米の見方が変わった」「9月の稲刈りが楽しみで、それまでにお米の成長を観察していきたい」という声が聞かれました。

米田さんから説明を受ける児童

児童による田植え